今日は朝からCDをPCに取り込んどります。
それでボーっと積み上げられたCD眺めながら思いを馳せたりしてるんですが。

最近どうかね、スカハ°ラ。

ココ五年くらいのCD聞いてくとヤッパリ心配になるなぁ。

思うに、彼らは敢えて違うジャンルの音楽をスカに取り込み、またスカを違う音楽に融合させ、演奏・パフォーマンスも含めて練り上げ、彼らにしかできない「東京スカ」というジャンル生み出し牽引してきたと思うんですよ。

さらにそれを支えるメンタリティはアグレッシブで、ハングリーで、ストイックで、年月とともに変化があってもそれは喜んで受け入れてこれたし期待もふくらまされてきたんですよ。

が、ウタモノ3部作(※1)以降を見ると、高まっているのは曲の完成度ばかりで、新しいカッコヨサを見つけられない。

完成度の高い作品になるのはいいんですが、問題はそれに伴って前述のメンタリティも停滞してるような気がするトコなんですよね。

「フルテンション…」(※2)なんかはそのメンタリティがカッコ良かったのに。

いろんなモノを取り込んで、いろんな風にやってみて、ポップもディープも飲み込んで、彼らは見つけてしまったのではないか。

これでいいかな?って場所を。

道筋を決めて追求していくことに何の不満もないけれど、それをオレみたいな末端の1ファンに停滞と取られるような活動はどうだろうか。

ま、大好きではあるし期待をこめて!なんだけどね。

※1:ウタモノ3部作
タジマタカオ、チバユウスケ、オクダタミオをヴォーカルに招いた三曲。
曲名はそれぞれ「めくれたオレンジ」「カナリヤ鳴く空」「美しく燃える森」。

なかでも「美しく燃える森」は、スカと日本人的な情緒、幽玄な美しさの融合を試みていたスカハ°ラの、ひとつの完成形とも言える傑作だと思う。

※2:フルテンションビーターズ
現在のスカハ°ラへの転機となるアルバム。勢い重視!
音外したりしてるけどそれが何か?名盤、だと思う。

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